FX用語集

FXトレード超基本用語 ローソク足とは?をバッチリ分かりやすく説明

こんにちは。えたビットです。

今回はFXトレードの基本中の基本用語であり、トレード投資をするには欠かせない存在である「ローソク足」を分かりやすくご説明させていただきたいと思います。

実は、こういったトレード用語はFXトレードのみならず仮想通貨などの新興分野トレードなどもほぼ同じ用語が使用されているんですね。

ですので、これらを覚えておくと、他の投資にもほとんど抵抗なく挑戦することも可能ですので、ぜひこの機会にご覧いただけたらと思います。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけると幸いです。

FXトレードの基本中の基本用語 ローソク足とは?

ローソク足とは、ザックリ申し上げると、それぞれの通貨ペアにおいての、ある一定時間内の値動きの幅を表したものになります。

画像は外為どっとこむさんよりお借りしました。

これはUSD/JPY、すなわちUSドルと円における一定時間ごとの値動きを表したもので、ドル円チャートという風にも呼ばれております。上の画像で色んな長さの長方形がたくさん並んでいるかと思いますが、これがローソク足と呼ばれるもの。

この一本一本が、一定の時間における値動きの推移を表しているんですね。

ちなみにこのチャートは1時間足といって、ローソク足の1本が一時間単位で区切られております。

1時間経つと次の足に移動して、また1時間経つと次の足に移動する

といった感じですね。

そして、こちらは画像ですので、静止しておりますが、一番右にあるローソク足が現在推移している最新の足になり、リアルタイムに変動しております。

ローソク足の時間軸は他にもあり、

  • 5分
  • 15分
  • 4時間
  • 1日

などといった時間軸があります。

そしてお気づきかと思いますが、ローソク足が2色に分かれていますよね。

この色分けについては、運営会社によってさまざまな色分けがありますが、ローソク足はこの2種類で構成されておりまして、

このチャートで申し上げると、

赤色のローソク足が「陽線」

青色のローソク足が「陰線」

と呼ばれております。ちなみに陽線、陰線を表す色は各証券会社によってまちまちです。では、ローソク足でいったい何が分かるのか。その概要についてご紹介していきたいと思います。

FXトレードのキホン ローソク足でわかること

まずはささやかながら、ローソク足の概要図を用意させていただきましたので、こちらの方をご覧ください。

では、まず「陰線」と「陽線」のご説明からさせていただきたいと思います。

ローソク足の陰線と陽線

陰線と陽線はそれぞれ、その時間内で価格がどちらで推移したかを表しており、

陰線は価格が下落推移

陽線は価格が上昇推移

したことを表しております。

ですので、その時間軸のローソク足が陰線だった場合は、その時間は価格が下落。逆に陽線だった場合は、価格が上昇したことになります。

そして、それぞれの長方形の底辺、天辺はその時間内でいくらから価格が始まったか、またはいくらでその時間は価格が決着したか。

を表しております。ではここで、今一度先ほどのチャートをご覧いただきましょう。

一番右に数字があるのがご確認いただけるかと思いますが、こちらはその通貨における価格を表しています。このチャートの、矢印のところにある長めの赤いローソク足(陽線)でローソク足の推移をご説明させていただくと

1ドルの価格が約107円81銭ほどから始まり、このチャートは1時間足ですので、1時間の間に最安値約107円77銭(下ヒゲ先端)まで下落、最高値108円5銭まで上昇(上ヒゲ先端)。その後約108円2銭ほどで決着した。

という見方になり、

  • 長方形の下が始値(はじめね):価格推移を開始した場所
  • 長方形の上が終値(おわりね):価格推移が決着した場所

ということになります。陰線であれば、逆になり

長方形の上が始値、下が終値になります。

また、陰線、陽線共に色々な長さがあるのがご確認いただけると思いますが、ローソク足の長さが長いほど、その時間帯に大きな値動きがあったことを表しております。

では、次にローソク足の上下に飛び出ている線(ヒゲ)についてご説明させていただきましょう。

FX ローソク足の上ヒゲと下ヒゲ

こちらは「ヒゲ」と呼ばれるもので、

  • 長方形の上にあるヒゲ:上ヒゲ
  • 長方形の下にあるヒゲ:下ヒゲ

という風にそれぞれ呼ばれております。

このヒゲは一時的な価格の動きを表しており、

上ヒゲは一時的に価格がその位置まで上昇したものの、また下落し終値の地点で落ち着いたこと。

下ヒゲは一時的に価格がその位置まで下落したものの、また上昇に転じ終値の地点で決着したこと。

をあらわしております。

このように、一見すると長細い長方形に線が飛び出ただけの図形にしか見えませんが、1本のローソク足でこれだけのことが分かるんですね。

ローソク足トリビア ローソク足を考案したのは日本人

ローソク足チャートは英語でも、「Candlestick Chart」と「ろうそく」をそのまま英語表記した呼び名で呼ばれ、私たち日本人投資家はもちろんのこと、世界中の名だたる多くの投資家たちが、このローソク足チャートの値動きを参考にしながら投資を行っているんですね。

そんな画期的なローソク足を考案したのは何と日本人で、江戸時代の米商人、「本間宗久(ほんまそうきゅう)」が発案し、米取引に使用したのが始まりといわれております。

ローソク足が意外と歴史あるものということはもちろん、ウォーレン・バフェットやジム・ロジャーズなどといった一流の投資家たちもローソク足を読んでいたと思うと、なんか感慨深いものがありますよね(^^♪

最後に

いかがだったでしょう。今回はFXトレードの基本中の基本、「ローソク足」について分かりやすくご説明させていただくことに挑戦させていただきました。

冒頭で申し上げた通り、ローソク足チャートはFX、バイナリーオプションといった為替トレードをはじめ、株価などメジャーな投資ではもちろんのこと、仮想通貨トレードといった新興投資分野でもガッツリ利用されておりますので、この読み方がある程度わかってくると、いろんな投資に応用することができます。

ローソク足を足掛かりに、色んな投資に挑戦していきたいところですよね。では、今回はこの辺りで。

また折を見て、こういったFXトレード用語も取り上げていきたいと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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