FX用語集

ボックスレンジとは!?FXトレードで必須ともいうべき勝率アップのキー相場

こんにちは。えたビットです。

今回はFXトレードの重要な売り買いのポイントにもなることもある、レンジ相場というトレード相場をご紹介しようと思います。

レジスタンスライン、サポートラインと同じく、レンジ相場を理解し、使いこなすことで トレード収益アップの可能性が確実に高まり、覚えておいて絶対ソンはない相場といえますので、是非今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

FXトレードで抑えるべきレンジとは!?売り・買いポイントを見定める重要な指標

レンジとは、値動きがある一定の値幅内で売り買いを繰り返されている状態のことを言います。

要は安定相場ってやつです。

まぁ、言葉で言ってもアレですんで、今回もレンジ相場のチャートをご用意しましたので、まずはこちらの方をご覧ください。

画像チャートは外為どっとコムさんよりお借りしました。

こちらはUSD/JPYの1分足のチャートになります。いや~・・・最近相場が荒れ気味で、レンジを説明するにはいい相場チャートがなかったんですが、ココの時間帯の相場が一番わかりやすかったんで、参考としてお借りしました。

いかがでしょう。水色の枠に囲まれた値の幅で値動きが行われているのがお判りいただけるのではないでしょうか。このように、まるで箱に納まっているかのごとく値動きが上下しますので、こういった状態のことをボックスレンジとも呼ばれたりします。

ちなみにレンジという用語は、FXはもちろん、株式や仮想通貨などでも使用されており、こちらも覚えておくと他のトレードに応用ができます。

FXトレード ボックスレンジのメリット

メリットは何と言っても、売りと買いのポジションをある程度予想しやすくなるということ。値動きが一定の値幅で繰り返されているんで、そのボックスの最安値付近で買いを入れ、最高値付近の値段で指値を入れておく。

そして、また安値付近まで価格が下がってきたら買いを入れる。

ということを繰り返すことで、安定して収益を得られやすい状態といえます。

FXトレード ボックスレンジのデメリット

デメリットは・・・差し当たってないんですが、ないっていうのもアレなんで、敢えてボックスレンジのデメリットを挙げるとすれば、値動きがある一定の範囲内で収まっているんで、一度に上がる収益幅がそんなに多くないこと。

ですので、レンジ相場でまとまった収益を上げるには、種銭を大きくするか、細かい値動きでコツコツを繰り返す必要があります。

まぁ・・・そもそも、「一発で収益を多く」なんてことを思ってしまった時点で、トレードとしては非常に危険な考え方なんで、こちらのデメリットは敢えてというところですが。

このように売り買いの指標としては非常に優れたボックスレンジですが、ボックスレンジにも注意するべき点はあります。

FXトレード ボックスレンジ相場の注意点

 

レンジの注意点としては何と言っても、レジスタンスライン、サポートラインと同じく、未来永劫このレンジ状態が続くというわけでなく、いつかレンジ状態は終わります。

これは絶対にです。

先ほどのチャートでも、8時7分辺りで、レジスタンスラインを抜けてさらに高値に動いてますよね。こんな感じで、レンジが相場からローソク足が抜けた状態のことをレンジブレイクといいます。

また、確実にある一定期間はレンジ状態が保持されるといったものではなく、あくまで指標の一つなので、あまりこちらも過信してしまわないことが重要といえます。

レンジはその状態が長ければ長いほどブレイクしやすくなる

レンジ状態は、これも必ずというものではないですが、その期間が長ければ長いほど、レンジブレイクを起こしやすくなる傾向があります。

ですので、もし買いを入れるときは、ボックスレンジの繰り返し数に注意して、山が多く作られていたならば、ちょっと注意したほうがいいかもしれませんね。

上の画像では高値に動いてますが、もちろん必ずしも、高値方向にブレイクするということはなく、値下がり方向にブレイクした後は、最悪ドンドン値下がりしてしまう危険があります。この辺りも注意ポイントという感じですね。

ボックスレンジでのトレードはどの枠のレンジでポジションを取るかが大切

ただ、一見レンジブレイクしたように見えても、大きく視点を取ってみると、さらに大きな値幅の枠内で、価格が変動していることがあるので、一度過去チャートにも遡り、反発ポイントがないかどうか確かめることも重要です。。

どこのレンジ幅でポジションを取っていくかは、あなたのトレードスタイルに合わせていただければと思うのですが、参考までに一長一短を挙げさせていただくと、

小さいレンジ相場では、相場を読みやすいが、レンジブレイクを起こしやすい

大きいレンジ相場では、その価格幅が大きい分、その価格帯で反発する可能性が小さいレンジ幅よりも高いが、到達する前に小さいレンジ幅で反発してしまい、ポジション取りがうまくいかないときがある。

といったところでしょうか。よければご参考に・・・

レンジの反意語 トレンド相場

レンジの反対の相場として、トレンドという相場があり、こちらはレンジ相場とは逆にチャートが上昇、または下落に偏る相場のことを指します。

  • 価格が上昇に偏る相場を上昇トレンド
  • 価格が下落に偏る相場を下降トレンド

と呼んだりもします。

こと、何か大きな時事ニュースがあったり、各国の金融機関の重要人物が何かしらの発表を行った際はこのトレンドが発生しやすい状態といえますね。

また、レンジブレイクを起こした後も、トレンドに入ることが多くなります。

こちらは後日、また詳しくご紹介させていただきますね。

このように、レンジ相場を使うにあたって、もちろん注意点はありますが、上手く使えば収益アップの可能性が大幅に広がることがお判りいただけたのではないでしょうか。

最後に

いかがだったでしょう。今回はFXトレードで収益をアップさせるにあたって絶対覚えておいたほうがいい、レンジというものについてご紹介させていただきました。

やはりトレードは、大きくドカン!を狙うのではなく、勝ちやすい相場を見極めて、着実にコツコツと、そして淡々とポジションを取っていくということが、収益アップのコツになるのかもしれませんね。

この記事があなたの投資トレードの収益化アップにお役立ちできれば幸いです。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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