こんにちは(^^♪えたビットです。
最近エアドロップというワードをよく耳にする機会が多くなってきましたよね。なんかRPGゲームの呪文のようなワードですが、今回はこのエアドロップについて分かりやすくご説明させていただきたいと思います。
このブログをご覧いただくことによって、仮想通貨におけるエアドロップというシステムのメリット、デメリットなどがある程度理解できるようになるよう、頑張ってご紹介したいと思いますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
仮想通貨のエアドロップとは?
エアドロップといえば、iPhoneやiPadのApple社製のデバイスのファイル管理システムも有名ですが、こちらでは仮想通貨におけるエアドロップについてご説明させていただきたいと思います。
仮想通貨におけるエアドロップとは、早い話がトークンを無料でもらえるシステムのことで、そのトークン上場前にトークン発行者が、そのトークンの知名度を上げるためやトークンにおけるプロジェクトに参加する人数を増やすため、トークン所有者を集めてそのトークンの価値を向上させるためなどに希望者に無料でそのトークンを配布するシステムになります。
ですので、トークンプロジェクト参加者がトークン価値向上を見込み、発行者に資金を提供するのではなく、私たち参加者がトークンをもらえるシステムになるので、ICO投資とはいわば真逆のシステムになります。
当ブログでは、ICO投資のことをご紹介するたびに申し上げておりますので、もうご存知の方も多いかと思いますが、ICO投資はIPO投資と同じような特性を持ち合わせておきながら、まだ法のインフラが整っていない部分が数多く存在するため、的中したときのリターンは大きいですが、仮想通貨の投資の中でも、かなり詐欺案件の多いハイリスキーな分野になります。
そんなICOと比較すると、こちら側がトークンをもらえるシステムになりますので、一見こちら側にはリターンのみ発生する実にありがたい投資手法のように思えますが、やはりそうは問屋が卸さないといいますか、一長一短ももちろん存在します。では、エアドロップ投資を行う際においてのメリット・デメリットについてご紹介していきましょう。
エアドロップのメリット
この手法のメリットは何と言っても無料でトークンをゲットできるということ。そして、その配布されたトークンが、発行者のプロジェクトにより、将来かなりの価値が上って、世間でいうところの爆上げコインに変貌すれば、あなたは一銭も自己資金を投入することなく、莫大な資産を手にすることができます。
また、元々が無料で配布されたものなので、上場さえされれば、そのトークンを売却することもできますので、ICOのように元本割れを心配することもなく、長期保有するのか、はたまた、上場後ある程度の期間で見切りをつけて、他のトークンにトレードするのかなど、心の余裕を持って、あなたの運用計画を建てることができるのも嬉しいメリットといえます。
・・・そんな嬉しいシステムがあるのなら、ビットコインやイーサリアムのようなコインをエアドロップしてくれるところを探せば・・・
と思われる方もおられるかと思いますが、残念ながらそう上手く事は運ばないんですね。
エアドロップのデメリット
では、エアドロップのデメリットについてご紹介していきましょう
有名トークンのエアドロップはあり得ない
そもそもの話、エアドロップの目的は主に上場前のそのトークンの知名度を上げるために無料配布されることが大前提となります。ですので、ビットコインやイーサリアムのようなメジャー選手はエアドロップされないんですね。
何かの企業企画でプレゼント。ということはある可能性がありますが、それは単にその企業の企画の話で、エアドロップとはまた少し違う分野になります。また、そういった場合、こちら側に提供されるコイン数はそんなに多くないことがほとんどのケースですね。
もちろん詐欺もある
一見、無料でコインが提供されるので、ICO案件のように詐欺が横行するようなことはないように思えますが、もちろんこのエアドロップも詐欺は存在し、ホイホイ案件に乗ってしまうと、後で痛い目に遭う可能性はあります。
例えば、KYCの提出。これは最近のICO投資でも、こちら側が参加する際の必須条件になりつつありますが、KYCの提出がエアドロップでも必要なケースが増えてきております。KYCで求められる提出書類の中には
- パスポート
- 国際運転免許証
- マイナンバーカード
等、コアな個人情報が記載されているものも多くあり、これが水面下で高額売買されるなんていうこともあります。いわば、投資家の個人情報ですからね。その筋では喉から手が出るほど需要があるものになります。ですので、こういったとこはICO投資と同じく、トークン無料配布に惑わされ、軽はずみに参加してしまわないよう、十分すぎる情報の精査が必要といえます。
また、トークン配布時に相手からウォレットの秘密鍵を聞き出そうとされることもしばしばあり、これは間違いなく詐欺とみて間違いないでしょう。
発行者が私たちにトークンを配布する際にはもちろん、ウォレットなど受け取り場所は必要になりますが、その秘密鍵まで聞き出す必要はありませんよね。
いわば、これから振り込み入金作業を行いますので、
あなたの銀行の暗証番号を教えて下さい。
と相手が言っているようなものです。万が一このような場合に遭遇しても、絶対に教えないようにしましょう。
予め、無料配布の時期、期間が設定されている
これは、ICO案件でも同じことですが、そのトークンがずっと無期限でエアドロップされているかといえば、決してそのようなことはなく、もちろん無料配布が開始される時期や、その無料配布期間、量というものはもちろん定めれています。
こういったエアドロップコインでも、やはり人気・不人気というものは存在し、将来的に価値が上がる可能性があるコインはそれだけ人気も高く、開始と同時にあっという間に終了ということも多々あります。
ですので、エアドロップ参加予定のコインの人気が高そうであれば、それだけ競争率が高いと思っていただく方がよろしいかなと思います。
・・・といったところでしょうか。
エアドロップ まとめ
では、今回の記事をザックリまとめてみましょう。
- エアドロップはコインを無料でもらえるシステム
- もちろん、発行者は目的があってコインを無料配布している
- その目的が、コインの価値を上げる目的なのか、詐欺目的なのか見極める必要がる
- エアドロップにもメリットもちろん、デメリットも当然ながらある
といったところでしょうか。
最後に
いかがだったでしょう。今回は現在段々とメジャーになりつつある、仮想通貨のエアドロップという新しい投資手法について分かりやすくご紹介させていただきました。やはり、「上手い話にはウラがある。」ではありませんが、エアドロップももちろん注意するべきところがありそうですね。ICO投資同様、その情報提供元、および発行者はしっかりと調べておきましょう。
この記事があなたのエアドロップの理解度を深め、仮想通貨の運用、資産構築のきっかけになれば幸いです。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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