こんにちは。えたビットです。
今回は、国内仮想通貨取引所のZaif(ザイフ)さんより頂いた、ご案内をシェアしようと思います。暗号資産を少しでも安心して保管しておきたいって思っておられれば耳寄りな情報になりますので、もしよければ最後までお付き合いいただけましたらと思います。
国内仮想通貨取引所Zaif 顧客資産の保管方法をコールドウオレットへ移行
少し前なのですが、このようなメールをZaifさん寄り頂戴しました。なんでも、Zaifが預かっている顧客の暗号資産の保管をコールドウオレットへ移行するとのこと。移行期間は5月1日を目途にしてるみたいですね。
コールドウオレットって何?っていう方はこちらの記事「仮想通貨の資産保有は絶対セキュリティバツグンのコールドウオレット!ドロボーから身を守れ!」も併せてご利用ください。
Zaifさんは以前ハッキング被害に遭い、顧客から預かっていた資産をホットウオレットに保管していたため、かなりの顧客資産が流出してしまった事件があったのは、記憶に新しいところ。
今回の決定はそういった背景もあるのでしょうね。
Zaifでコールドウオレット保管対象となる通貨
コールドウオレットでの保管対象となる暗号通貨はZaifさんが現在取り扱っている通貨のうち、
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ネム(XEM)
- モナコイン(MONA)
- ERC20トークン
- Mosaicトークン
の7通貨。ですので、現在取り扱われているほとんどの暗号資産が対象になっています。これは有難い限りですよね。ホットウオレットとコールドウオレットではそのセキュリティ信頼性においては、かなりの差があるので、やはり預ける側としては、少しでも安心で安全な環境で資産を保管してほしいところ。
ただ、ホットウオレットからコールドウオレットウオレットにするにあたり、全くデメリットがないってわけではなくてですね。
コールドウオレットに移行することにより生じるデメリット
これは、コールドウオレットという特性上、どうしてもホットウオレットに比べるとその機動性が落ちてしまうということ。上記でご紹介した、メールの内容にも記載がある通り、資産を引き出したり、取引したりしたい時、現行であるホットウオレットよりも時間がかかってしまうんです。
コールドウオレットはウェブ上では繋がっていない場所に資産を保管することができるのが最大のメリット。分かりやすいところでいえば、パソコンのデータを保存する、USBのようなもの。
USBであれば、パソコンと接続していない限りは、ネットから切り離されているので、そのデータを取られる心配はありませんよね。でも、データを見たい時はUSBを一度パソコンに接続するという、ワンクッションの作業が必要となります。
このワンクッション分、どうしてもホットウオレットと比較すると時間を要してしまうというわけなんです。
このように、コールドウオレットに移行することにより、多少のデメリットは生じてしまいますので、私たち利用する側としては、以前よりもすこしスパンに余裕をもって入出金の申請をする必要がありそうです。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、仮想通貨取引所Zaifさんの顧客暗号資産をコールドウオレットに保管する取り組みをご紹介させていただきました。
スピードが落ちるのは少し残念ですが、それを差っ引いても安心を取ってくれたのは、個人的には嬉しいところかなと思います。いくらスピードがあっても、セキュリテイに不安があるのであれば、こちらとしても安心してお預けできないですもんね。
ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。