こんにちは(^^♪えたビットです。
最近有名どころの仮想通貨全般において、安値が続いておりますね。
なぜ、今年に入ってこのような状態になったのか。こういった時には保有している仮想通貨をどう扱えばいいのか。そういったことについて私なりの考えをご紹介したいと思います。今回の記事をご覧いただくと、最近のハラハラドキドキな仮想通貨安値も、ある理由から楽しみに変えることができるかもしれませんので、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
仮想通貨安値続き 理由を考えてそれを楽しみに変えてしまおう
仮想通貨の親玉的存在である、ビットコインを例に挙げると、昨年末には1BTCが約240万円と仮想通貨史上、最高値を記録しましたが、今年の1月にそのレートは急降下。そして今年2月には一時期は60万円台にまで落ち込みました。
その後少し持ち直し、120万円ほどまで回復したものの、2018年3月17日現在では、1BTCのレートは約90万円というところになっております。ではこういった仮想通貨の安値について、その考えられる原因について触れてみようと思います。
仮想通貨安値その原因
昨年末の最高値に比べると、たった2か月で約半値ですよね。ではなぜこんなにも激しい値動きがあったのか。それは、やはり今年に入り、早々に仮想通貨関連で大きなニュースが立て続けに報じられたことが背景に挙げられることも一因といえます。
中国、韓国、ドイツにおいての各国主要レベルでの仮想通貨に対するネガティブ発言
中国の中央銀行副総裁による、仮想通貨へのネガティブ行動
まず、昨年の仮想通貨バブルともいうべき、仮想通貨の高騰に懸念を抱いた中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の要人(副総裁)が仮想通貨の取引やそれに付随するサービスを前面に禁止すべきという意見書を中国政府に提出しました。
韓国政府の自国の仮想通貨取引所の閉鎖計画を発表
こちらもかなり過熱傾向にある、仮想通貨への投資熱に懸念を抱いた韓国政府が、その抑制を図るべく、仮想通貨の取引所を十分な議論を重ねたうえで。という、前提条件のもと閉鎖する計画を発表しました。
ただ、この発表を聞いた韓国の投資家たちが政府に対し猛反発を行い、こちらに関しては現在撤回されております。
なんでも、その計画発言をした法相の辞任を求める署名がかなりの数集まったとか・・・
ドイツ連邦銀行要人による仮想通貨へのネガティブ発言
そして、こういったネガティブ発言はアジア諸国にとどまらず、ヨーロッパの主要国でもあるドイツの中央銀行である、ドイツ連邦銀行要人も同じく仮想通貨に対して「仮想通貨の規制を世界レベルとして行うべき」といった懸念を抱いた発言をしております。
やはり各国の中央銀行の要人の発言は、日常の法定通貨の為替相場にも相当な影響を及ぼすことが多く、それはやはり仮想通貨の市場でも同じことが言えます。
なぜ、各国の中央銀行や政府の要人たちが仮想通貨にこれほどまでの懸念を抱くかを考えるに、仮想通貨が普及してくることによって、自国民が自国の通貨を使用しなくなることをかなりの懸念材料と考えていることが推察されます。
やはり自国通貨を使用されないということは、需要が減少してくるということであり、需要が少なくなるということは、その価値がどんどん下がってくることになります。自国通貨価値がなくなるということは、近い将来世界各国から相手にされなくなるということであり、今のグローバル社会ではこれはかなりの痛恨の一撃になります。その結果、国の存続にかなりの影響を及ぼすことになりますよね。
そういったこともあり、仮想通貨に対して懸念を抱くことが考えられます。
また、こういった国レベルのもの以外にも、仮想通貨関連における多くのネガティブ要素がありました。
Facebook社・Google社のICO広告禁止発表
ICOの詳しい説明はこちらの記事「ICOとは? 詐欺?立派なビジネス?ICOをしっかりわかりやすく説明」でも詳しくご紹介しており、ICO案件は魅力的な仮想通貨の投資方法であると同時にかなりリスキーな投資であり、加えて詐欺案件がかなり多いということはお伝えさせていただきました。
そういった事態を重くみたSNS大手企業の1つである、Facebook社が1月よりFacebookでのICO広告の掲載を禁止しております。その動きに付随し、Google大王も同じく、今年の5~6月ごろより、ICO案件の広告表示は禁止にする意向を発表しております。
このような、世界的大手企業の発表が仮想通貨市場にネガティブに働いているのも要因の一つとして考えることができます。
そして、このような世界的大手企業まではいかないものの、日本の仮想通貨取引所でも大きな事件がありましたよね。
コインチェックにおけるアルトコインNEMの流出事件
こちらは、詳しくご紹介するまでもないと思いますが、これをきっかけとしてコインチェックのみならず、他の一部主要取引所にも、政府から業務改善命令の通達が出されております。
また、日本ではコインチェック問題で隠れておりますが、韓国の取引所でも同時期に同じような仮想通貨のハッキング流出事件がありました。
こういった仮想通貨の取引所への信頼がかなりネガティブに働いているのも大きな要因といえるのではないでしょうか。
いかがでしょう。今年に入って早々、ざっくり挙げただけで、結構な爆弾級のネガティブ要素が立て続けに起こっていることが分かります。やはり仮想通貨も金融商品。こういった※ファンダメンタル要素に左右されることは宿命といえますよね。
※ファンダメンタルとは簡単に言えば、こういった国や日々の経済動向に影響される投資家たちの心理状態のことを言います。
では、こんな時は保有している仮想通貨。どのように扱えばいいのでしょうか。
※ここから先はかなり個人的見解要素を含みますので、参考程度にお聞きください。
仮想通貨、安値時期を楽しみに変えてみる
ここはジタバタせず、なんなら買い増しして次の機会を待つ
もう、私としてはこれしかないかなと
やはり、仮想通貨市場もその歴史はまだ浅いながらも、今までの経緯、すなわち歴史というものがあり、ということは過去の統計というものも当然存在します。
ということで、ビットコインのチャートを確認してみたところ、非常に面白いデータがあることが分かりました。
去年の3月のビットコインのレートを確認してみると、13万円台から始まり、11万円台で終わっております。つまり下落傾向で月間を移行した形です。あれあれ!今年と同じような動きですね。
そして、4月から上昇に転じております。面白いことに月単位で見ると、一昨年の2016年もほとんど同じような動きをしているんですね。
年間チャートの見方は、ツールバーをチャートに変更し、時間足を1月足(一か月単位)に変更していただければ確認できます。チャートのバー(ロウソク足)は赤が価格上昇、水色が価格下落を表しております。
そして、もう一つ注目すべきはその価格。
- 2016年3月末は約3万7000円
- 2017年3月末は約11万7000円
- そして、2018年3月17日昼時点でのレートは約88万円
いかがでしょう。年単位で見るとしっかり年を追うごとに上昇しておりますよね。
では、2016年と2017年。それぞれ最高値を付けたのは一体何月なのか、気になるところですよね。
これね。驚くべきことに同じ月なんですよ。はい。もうお分かりですよね。去年ビットコインがその過去最高値を記録し、お祭り騒ぎになった
12月
なんです。
ついでに言うと、2015年においても最高値を付けたのは12月。ということは、過去の統計として考えるならば
今年ももしかすると12月に今年最高値を付けるかもしれない
ということが予想できますよね。
もちろん、これは未来のことなんで、予想の域を出ないことは確かです。統計通りに行くとも限らないですし、もしかしたら痛恨のファンダメンタルが待ち構えているかもしれません。しかしながら、こういったデータは前項に挙げたファンダメンタルに影響される反面、しっかりと過去の統計に沿う可能性があることも示唆しているのではないでしょうか。
そして、3月が仮想通貨の下落月であるということは・・・逆の発想で今月が買い増しのチャンスとも言えますよね。
見出しの「何なら買い増しして」はこういったことが理由で加えさせていただきました。
いかがでしょう。こういったことを踏まえて考えると、一日一日の乱高下に一喜一憂せず、年末にクリスマスプレゼントがもしかしたらあるかも( *´艸`)
という気持ちで塩漬けにして楽しみにしておくのもまた面白いのではないでしょうか?
あ、もっかい念押ししますが、これはしがない一般ピーポーである私の一考察に過ぎませんので、運用・買い増しなどは自己責任でお願いしますねw
では、考察ついでに仮想通貨の乱高下の振り幅がめちゃくちゃ激しい理由についてもちょっと妄想してみようと思います。
レッツ妄想
仮想通貨の乱高下の振り幅が激しい理由として、まだまだ仮想通貨で投資を行っている投資家の方々の絶対数が少ないのだと思います。絶対数が少ないので、少ない人の売り買いが、かなりその数字に反映されていることが原因かと思います。
日本でも、あれだけ去年仮想通貨が話題に上ったにもかかわらず、日本で仮想通貨を保有している人の数は日本人口の数パーセントにすぎないことが分かっております。
ただ、そういったレベルでも日本は世界的に見ると仮想通貨においては、先端を走っている国。
ということは、仮想通貨がまだまだこれから発展していく市場であり、まだまだ爆発要素を含んだ市場であるといえそうですよね。
そして、一見ネガティブ要素である今回のFacebookやGoogle大王の発表も仮想通貨市場をより良きものにしていく必要なステップでもあると考えます。やはり安心要素が増えれば増えるほど、人はそこに集まりやすいということもぬぐえない事実だと思いますので(^^♪
まとめ
以上、では今回の記事についてまとめたいと思います。
- 現在の仮想通貨の全般安値傾向は1月からの様々なネガティブ発言や行動が原因として考えられる
- 仮想通貨も為替相場なので、ファンダメンタルの影響を受ける
- その反面、過去の統計学にもしっかり沿って動いている
- 仮想通貨市場は短期一喜一憂せず、長期的視点で見ることが大事かもしれない
- 仮想通貨投資家の絶対数が少ないので、相場乱高下の振り幅がそれだけ大きい可能性がある
- 仮想通貨はまだまだ楽しみ要素ある成長市場である
といったところでしょうか。
最後に
いかがでしょう。今回は、仮想通貨の最近における安値傾向の理由と、そういった時の取り扱い運用について私なりの考えを述べさせていただきました。日々の生活の中で、やはり自分の資産が乱高下を繰り返すということは、どうしても心穏やかでないところがあるかと思いますが、過去の統計にも目を向けてみるということを実践してみると、少し面白いことが分かったりするものですよね。
そして、普段の仕事と同じく、こういった資産運用に関しても楽しみを見つけて行うということはやはり大事だなと実感しております。
今回は仮想通貨の一つである、ビットコインを例にとってご紹介させていただきましたが、現在のところ、仮想通貨全般の動きは基軸通貨のビットコインとある程度連動していることが多いので、他の仮想通貨も同じ動きをしてくれればいいなと勝手に考えております。
ということで、私もなけなしの仮想通貨資産を今年の年末を楽しみに塩漬けにしておこうと思います(^^♪
では、今回はこの辺りで。今回はつらつらと妄想記事になってしまったにもかかわらず、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。