こんにちは。えたビットです。
前回、レンジ相場という仮想通貨トレードにおける用語をご紹介しました。
やはりレンジ相場を理解すればするほど、しっかりとレンジを掴んでトレードに臨んでいくことが、勝率をアップさせるうえではかなり重要ということが、よくわかりますよね。
もしまだご覧になっていなければ、こちらの記事をぜひ先にご覧くださいね。
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レンジとは?仮想通貨トレードで絶対覚えておきたい勝率アップのキー相場
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今回は、レンジ相場の真逆の相場である「トレンド相場」というものをご紹介しようと思います。
トレンド相場というものをしっかりと理解して、注意を払っておくことで、負ける可能性を低くし、勝率、収益がさらにアップする可能性が飛躍的に高まりますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
仮想通貨トレード用語 トレンド相場とは?しっかりとトレンドを見極めて負けを減らそう
トレンド相場とは、前回も少しお伝えしましたが、レンジ相場とは逆に価格の上昇または下落の力が強い相場のことを言います。
仮想通貨の投資のみならず、こちらも為替取引や株式取引などの多くの投資で使われる用語になりますので、ぜひ覚えて他の投資でも使いこなしていきましょう。
とても分かりやすいチャートがありましたので、まずはこちらをご覧ください。
チャートはコインチェックさんよりお借りしました。
はい。このように価格がほとんど上昇することなく、どんどんと下落しておりますよね。
このように、価格下落の力が強い相場を「下降トレンド」
逆に価格上昇の力が強い相場を「上昇トレンド」
と表現したりします。
下降トレンド相場での「買い」には要注意
やはり、仮想通貨であれ、FXであれ、株式であれ、最安値で買って最高値で売りたいですよね。
ということは、そのポイントで価格が上昇する
という論理的根拠ができるだけ多く必要になってきます。
そこで価格が上昇するという、客観的根拠が多ければ多いほど、価格上昇の可能性が見込めるという予想が付き、私たち投資家はそのポイントを見極めて「買い」を入れていきます。
その根拠とは、具体的に前回ご紹介した、
- レンジ相場
- 何度もその価格帯で反発している
などといった要素になります。
ところが、先ほどご覧いただいた下降トレンドの場合であれば、価格の下落方向に大きく相場の力が偏っているため、どこで反発ポイントが見込めるか予想することが困難ですよね。
要するに分かりやすく言えば、下降トレンドは
どこまで価格が下落するかわからない底なし沼状態
という、買いを入れるには、非常に危険なポイントであることがお判りいただけるかと思います。
こんなポイントで買いを入れても、下落方向(売り方向)に相場の力が偏っていますので、下手をすれば果てしなく価格が下落していく危険があります。
特に、仮想通貨のチャートはFXや株式などに比べると、非常に値動きが大きい為、投資した金額によっては一日で100万円が70万、50万、30万なんてこともあり得るわけでございます。
うなるほど資産を有している方以外には、悪夢以外の何物でもないですよね。
では、トレンドが起きやすいのはどういう時か。
それについてご紹介していきたいと思います。
トレンド相場が起きやすい事例
トレンド相場は様々な要素で起きうるのですが、特に注意しておきたい事例をご紹介しておきましょう。
トレンド相場が発生しやすい事例1. レンジブレイクを起こした時
前回申し上げた通り、レンジ相場も未来永劫続くというものではなく、絶対にどこかでレンジブレイクを起こし価格が一定方向に偏る相場が出てきます。
そのようなレンジブレイクを起こした場合、トレンドが発生しやすく、もし下落ポイントで買いを入れ、レンジブレイクを起こして価格がそれ以上に下落した場合、下降トレンド相場に乗る可能性があり、あまり深追いするのはかなり危険です。
トレンド相場が発生しやすい事例2.世界的に大きな仮想通貨・金融関連のニュース・政府、金融機関の重要人物の発言があった時
FXや株式などを行っていれば、このあたりはご経験済みかと思いますが、為替相場などでいうと、日銀の黒田総裁や、欧州中央銀行のドラギ総裁の何かしらの発言があった時は、かなり相場が乱高下することが多いですよね。
また、最近はあまりないですが、かの国の核実験やミサイル発射など、ネガティブ要素な世界的ニュースがあると、相場が売り一色になり、株価が暴落した。
なんてことは結構ニュースでも度々報じられていますよね。
これと同じく、仮想通貨の方も
やれ、ハッキングされた
とか
やれ、大国が仮想通貨を国を挙げて禁止した
とか、そういったネガティブなニュースが報じられた瞬間、とんでもなく価格が暴落する可能性があるんですね。
加えて、そのニュースがかなりイレギュラーに起こったりすると、長い期間下降トレンドに移行するなんてことは、可能性として十分考えられます。
ですので、仮想通貨の投資を行う際は、他の投資と同様、しっかりとニュースにはアンテナを張っておきましょう。
とはいえ、予想外の動きっていうのは、相場では絶対起こるもの。
大きく損失を出す前に予想外に下落したときは、自分で損切りポイントを決めておき、その価格帯に到達すれば、潔く損切りするのが損失を減らすポイントかなと思います。
トレンドは他にも繊細な要素で発生したりしますので、チャートが少しでも怪しいなと思ったら、極力そのポイントで投資を行うのは、控えたほうが無難といえるでしょう。
いかがでしょう。下降トレンド・・・
最安値かも。。。と私たちを甘美な誘惑で誘って、奈落の底へと突き落とす。
いや~・・・恐怖以外の何物でもないですよね。
下降トレンドには、本当に注意して投資していきましょうね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は仮想通貨トレードにおいて、レンジと同じく、・・・いや、レンジ以上に押さえておきたい相場「トレンド」についてご紹介させていただきました。
出来る限り損失を出しやすいポイントでの投資は控えて、勝率、収益ともにアップさせて行きたいものですよね。
この記事が、あなたの収益うなぎのぼりのお役に立てれば幸いです。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。