こんにちは(^^♪えたビットです。
私たちが自分のウォレットにビットコインを入金してもらう際、必要なビットコインアドレス。
実は、銀行などでは通常あり得ないことが、普通に行われているんですね。
今回はそのカルチャーショックをご紹介したいと思います。はじめはビックリするかもしれませんが、こちらの記事をご覧になることで、それが必要なものだとご理解いただけるようになり、その状況になっても慌てなくて済みますので、ぜひ頭の隅にでも置いていただければ幸いです。
アドレスを勝手に変えられた!ハッキング被害か!?
ビットコインで投資をしていると、その運用方法によっては、定期的に利回りが発生して、自分の取引所やウオレットにビットコインが入金されてくることがあるかと思います。
その際、必要なのが「ビットコインアドレス」
これは、銀行でいう、
口座番号
と同じような役割を持つもので、
相手先から、私たちのウォレットや取引所のアカウントにビットコインを振り込んでもらう際、このアドレスを相手先に送付してビットコインを振り込んでもらいます。
ちなみに銀行の口座番号であれば、7桁の数字になりますが、
ビットコインアドレスは
- 26~35文字の英数字
- QRコード
のどちらかで表示されます。
では、
そのビットコインアドレスがあなたの知らない間に変わってしまってたら・・・
先ほども、申し上げた通り、ビットコインアドレスは銀行でいう口座番号と同じ役割を果たすもの。
いわば、あなたが給料振込先に指定している口座番号を勝手に変えられるのと同じです。
そんな大事なものが、自分の知らない間に変わってしまってたら、軽くパニックですよね。
でも安心してください。
銀行ではまさに大ごとですが、ビットコインのアドレスでいえば、これは必要なことなんです。
ビットコインアドレスが変わる理由
ビットコインアドレスが変わる理由としては、
私たちのプライバシー保護のためなんです。
私たちがビットコインでどういう、取引をしてどこに送金したかなどの取引に関する情報は、ブロックチェーンを通じて全て公開されているんですね。
ですので、このビットコインアドレスが分かってしまったら
私たちが保有しているビットコイン数などもすべてわかってしまうんです。
そういったことが第3者に分かってしまうと、それこそハッキングなどの被害に遭うリスクが高まるというモノ。
ですので、こういったことを防ぐためにビットコインアドレスの変更は取引所などが設けた利用者を保護するためのサービスともいえます。
・・・
・・・ ・・・
ん??ということは・・・
と思われた、あなた。
やはりさすがの洞察力です。
口座番号である、ビットコインアドレスを相手に送付していても、定期的に配当を受けとる場合などは、いちいち変更したものを相手先に伝えないといけないの??って思いますよね。
給料振り込みに置き換えて考えると
毎回アドレスが変わるごとに、勤務先に変更を伝えるのは正直メンドクサイ。
しかも「あなたのアドレスを変更しましたよ。」
的なアナウンスも取引所などからはありません。
ならば、変わることを見越して、こちらが注意を常に払っていないといけないのか。
それはそれで、また面倒な話ですよね。
では、変更に気づかずに相手から古いアドレスのまま送金が行われた場合、その送金はどこか彼方にすっ飛んでしまって無くなってしまうのか・・・
そこはご安心を。
古いアドレスで相手からの送金が行われてしまった時
変更に気づかず、相手からビットコインの送金が行われた場合。
こちらがするべきことは、特にありません。
古いアドレスのまま、相手からの送金が行われた場合でも、古いアドレスもしっかりと記憶されているため、入金はしっかりと完了する仕組みになっております。
ですので、ビットコインアドレスは定期的に変わるものだということを認識しておけば、いざ変わっていても慌てる必要はないかと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回は口座番号ともいうべき、ビットコインアドレスが変わるという、面白い仕組みをご紹介させていただきました。普通の感覚でいえば、勝手に口座番号が変わっていれば、もう一面紙面トップモノの大ごとですが、仮想通貨のシステムにおいては、必要な仕組みということがご理解いただけたのではないでしょうか。
ちなみに、このビットコインアドレスはもう一つ。知っておくと役立つことがあるのですが、それはまた次でご紹介しようと思いますので、そちらのほうもぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪