こんにちは。えたビットです。
今回は、仮想通貨(暗号資産)を運用するには欠かせない指標である、「出来高」というものについて、バッチリ分かりやすくご説明させていただきたいと思います。出来高というものを理解しておくと、危ない場所での購入などを抑えることができるので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただき、出来高というものを知っていただければと思います。
仮想通貨(暗号資産)における出来高とは!?その役割をバッチリ分かりやすくご説明!
出来高は、為替取引や株式取引など他の代表的なトレードでもよく使われているものなのですが、仮想通貨における出来高もそれらとほぼ同じものになります。
出来高とは、その時間内でどれくらいの取引量があったかを表しているもので、この出来高が大きいほどその時間内で取引された金額が大きいことを示しております。一般的に出来高はチャートを見ると確認できるようになっており、こちらは毎度おなじみ、コインチェックさんのビットコインと円とのレートを表した価格レートになります。
このチャートの下にある棒グラフが出来高を表しているんですね。この色については各取引所で違いがありますが、その時間において買い、売りどちらで取引が成立したかを表しており、コインチェックさんでは青色が買い、赤色が売りの取引成立を表しております。
ちなみにこちらは1時間おきの取引量を示していますが、時間足を変更するとその時間での出来高が表示される仕組みとなっております。
また、出来高はある特徴があるんです。
出来高の特徴 ある程度はローソク足の長さに比例する
出来高の特徴として、ある程度ではありますが、ローソク足の長さと比例するということ。ローソク足はその時間軸で、どれくらい価格の変動があったかを示すものなので、レートの振り幅が大きいということは、盛んに取引が成立したということになります。
ただ、必ずしも価格の変動幅と取引が成立した量というのは一致するものではないので、ローソク足が短いのに、出来高があるということもあります。例えば、同じような価格帯レートで盛んに売買が成立した時などでは、ローソク足は短いのに出来高はかなりあるという現象が起きたりします。
出来高が少ない時には要注意!
チャートを見て、出来高があまりないな。と感じたときには、少し注意する必要があります。というのも、取引成立の量を示す出来高があまりないということは、現在取引を行っている絶対数が少ないということなので、多くの投資家が様子を見ているということになります。
なので、この時に何か世界情勢や国の政策など、ファンダメンタル的要素が加わった場合、一気に売り注文が入り、その価格レートが一気に暴落する危険があるんですね。
まぁ、これは出来高が少ない時に限ったことではないんですが、出来高が少ない時ということは、莫大な資金を運用しているトレードの熟練猛者たちが、「何らかの理由で今は様子を見ている」可能性があるので、こういった時でのトレードはより一層注意を払う必要があるといえます。
最後に
いかがだったでしょう。今回は仮想通貨(暗号資産)における出来高というものについて、分かりやすくご紹介させていただきました。出来高の指標が取引参入の全てのポイントではないので、これ1つでそのすべてを決めてしまうのはまたキケンではありますが、1つの指標としてみるのも、資産を守る上での1つの手である事は間違いないですよね。
こちらの記事があなたの暗号資産プロテクトのお役に立てれば幸いです。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。