こんにちは(^^♪
えたビットです。今回は同じ仮想通貨における運用方法の一つである、「アービトラージ」について、しっかりと分かりやすく説明してみたいと思います。
こちらの運用方法。しっかりと使いこなせさえすれば、かなり有効な運用方法であるといえます。では、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
超低リスク！ アービトラージという運用方法
アービトラージという運用方法は裁定取引とも呼れ、株式投資でも行われる運用方法ですが、株式投資においては先物取引などを利用するため、机上ではリスクゼロという、魅力的な取引ではあるものの、この運用技術を会得するためには、かなりの専門知識とノウハウがなければ、この運用方法で利益を享受するのは、難しいといえます。
仮想通貨のアービトラージは、「同じコイン間の価格差というものを利用」しますので、株式投資のようにかなり勉強しないとできないというものではありません。では、仮想通貨のアービトラージについて触れていきたいと思います。
仮想通貨のアービトラージ
仮想通貨のアービトラージは、上記の通り、同じコイン同士の価格差を利用して、利益を獲得する運用方法になります。どういうことかといいますと、仮想通貨は各取引所において、その価格に若干の際が生じているんですね。
例えば、現在のビットコインの価格が
bitFlyer →１BTC =１０６万6千円だったとすると
Zaif →１BTC= １０７万１千円
といった具合に、各仮想通貨の取引所によって、同じコインでも、価格差が生じているんです。
では、なぜ各取引所においてこのような価格差の差異が生まれてくるのでしょうか。
各取引所において、仮想通貨の価格が違う理由
それは、私たちが行っている仮想通貨の売買はその仮想通貨の取引所内の範囲で行っているからなんです。つまりどういうことかといいますと、
例えば、Zaifで売られたビットコインは、同じZaifに登録している人によって購入されるんですね。
Zaifで売られたビットコインを、Zaifに登録していない、bitFlyer で登録している人がそのビットコインを購入することはありません。
あくまで、同じ取引所内においてコインの売買が繰り返されているということなんです。
これが、各仮想通貨の取引所によって、価格差が生じる理由であります。それを利用した取引方法が、アービトラージという取引方法になるんですね。
アービトラージの魅力
アービトラージの魅力はやはり、何と言っても相場の影響を受けないというところではないでしょうか。いくら違う取引所間で売り買いを繰り返すからといって、それは同じ種類の仮想通貨での話。
ビットコインで例えるなら、Zaifにあるビットコインを bitFlyerに移して、それをまたDMMコインに移して・・・という具合にビットコインを違うところに移すだけであります。
分かりやすく例えるならば、三井住友銀行に預けている円を、東京三菱UFJ銀行に移して、それをまたみずほ銀行に・・・という具合に預金の預け先を変更しているようなものです。
もちろん「円」をこの手法で増やすことはできませんが、仮想通貨であればそれが可能なんですね。いわば、仮想通貨におけるアービトラージは自分の持っている各銀行口座にお金を移動させることを繰り返すだけで、利益が出る運用方法と解釈いただければと思います。
また、相場の変動が大きい時ほど、その差異が大きくなりやすいというのも魅力ではないでしょうか。ということは、アービトラージを行っていれば、仮想通貨相場の乱高下もかなり楽しみになりますよねw
そんなかなり魅力的なアービトラージという運用方法にも弱点があります。
アービトラージの弱点
まぁ、弱点というか、欠点のようなもので、送金ミスであったりとかスプレッド（売買間での差異）を見間違えるとかありますが、一番の欠点は非常に手間といいますか、時間が必要なこと。
なにしろ、これを本気でやろうと思うと、ずっとPCに張り付いて、各取引所の価格に注意していないといけません。要するに他のことが何もできなくなるんですね。
とても魅力的でほとんどリスクがない反面、自分の貴重な時間をかなり取られるのが、このアービトラージの最大の欠点かもしれません。時間はやはり、本当に貴重なものだと思うので(^^;
これを人間ではなく、自動システムが行ってくれるとしたら楽なんですがね(^^;
最後に
いかがだったでしょう。今回は仮想通貨のアービトラージという運営方法を出来る限り分かりやすくご紹介させていただいたことと、「スーパースペシャルインフォメーション」をチラリズムでご紹介してみました。 アービトラージというものが、あなたの中で少しでも理解が深まれば幸いです。
では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪
