こんにちは。えたビットです。
今回はFXの「ヒゲ」というものをご紹介しつつ、このヒゲで分かるちょっと面白いこともお伝えしようと思います。こちらの記事をご覧いただくことによってヒゲというものがなんなのか、よくわかるようになりますので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただければと思います。
FX用語「ヒゲ」とは?ヒゲの形状で分かるちょっと面白い相場の傾向
実は、以前こちらの記事でFXの基本用語である、ローソク足について解説させていただいたときにヒゲについても少し触れているのですが、ガッツリとはご紹介していなかったので、今回改めてヒゲというもがどういうものなのか、FXの相場でどのような役割を担っているのか、そのあたりに触れていこうと思います。
FXのヒゲとは
こちらはローソク足の概要を表した画像になるのですが、ローソク足の先っちょになんか、線みたいなものがあるのがお判りいただけるかと思います。これが「ヒゲ」と呼ばれるもので、
- ローソク足の上にあるヒゲ:上ヒゲ
- ローソク足の下にあるヒゲ:下ヒゲ
という風にそれぞれ呼ばれております。
ローソク足についての詳しい解説はこちら
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このヒゲは一時的な価格の動きを表しており、
上ヒゲは一時的に価格がその位置まで上昇したものの、また下落し終値の地点で落ち着いたこと。
下ヒゲは一時的に価格がその位置まで下落したものの、また上昇に転じ終値の地点で決着したこと。
を示しているんですね。
なので、ヒゲはその時間帯の間で一時的にその価格まで上昇したよ。あるいは、下落したよ。ということを教えてくれているものなんです。
ローソク足のヒゲの形状から分かるちょっと面白いこと
そして、このヒゲ長さや形状である事が分かるんですね。それはその時間の相場が状況傾向の力が働いているのか、あるいは下落方向の力が働いているのか、その通貨ペアの相場取引がどちらのチカラが強い傾向にあるのかを表してくれているんです。
例えば、下ヒゲがかなり長いローソク足の形状ができていれば、一旦相場は下落したものの、大きく上昇方向へ戻されたということになります。ということは、現在その通貨ペアは上昇方向に相場が動きつつある傾向にある事が分かるんですね。
具体的な通貨ペアを挙げてごお伝えすると、USD/JPYのチャートで、下落相場が続いていた時、下ヒゲが長いローソク足が続けば、相場がそろそろ上昇したがっている。ということがわかるんです。
もちろん相場のことなんで、下ヒゲが長ければ、絶対上昇相場に転じる、上ヒゲが長ければ下落相場に転じるっていうことはあり得ませんが、そういう傾向があるっていうことが分かっているだけでも、ある程度相場は読みやすくなるといえます。
ただ、これは特に社会情勢や行政事情にさしたる問題も起きず、相場がそういったファンダメンタルズに左右されないときはある程度指標となるものの、今年世界に甚大な影響が出ているコロナなど、社会的に大きな影響がある時には相場は普段よりも、より予測不能な動きをすることが多いですので、あくまでそんな傾向があるというという感じに認識していただければと思います。
上下の髭が長くてローソク足が潰れていれば相場転換のサイン!?
では、傾向ついでに、もう一つ。
チャートを見ていると、たまに、ローソク足が上下のひげが伸びていて、ローソク足がほぼ潰れてしまっているような形状のものを見ることがあると思います。
こんな感じのヤツ。
これが出ると、相場が転換するサインといわれており、この形状のローソク足が出ると、相場が逆方向に動き出す傾向があるんですね。
となると、この形状のサインが出た時点で買いを入れたり、決済すればいいじゃん。必勝じゃん。
ってお思いになるかもしれませんが、ただ、もちろんこれも絶対ではないですし、例えそのようになっても、どれくらいの期間逆転方向が続くのか、そのあたりは分かりませんので、こちらもご参考程度にしていただければと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、ローソク足についている細い線「ヒゲ」とは何なのか?について、ご紹介しつつ、ひげが担っている役割についても触れてみました。ただの細い線のように見えますが、意外と奥深いでしょ。
ヒゲ、恐るべしですよね。
こちらの記事があなたの資産構築アップのお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。