こんにちは。えたビットです。
今回は、FXにおけるロスカットというシステムについて分かりやすくご説明させていただこうと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、ロスカットとはどういったものなのか。どういう役割があるのが、バッチリ分かるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
FXにおけるロスカットとは?損切りの違いって?その重要な役割に迫る
FXで投資を行っていると、思い通りに値動きしたときはその資産をバッチリ増やすことができるんですが、もちろんチャートがいつもいつも自分の思い通りの方向に向かってしまい、損失を被ってしまう、運が悪ければ資金が溶けてしまうこともあります。
これは、おおむね私たちの「こんなはずではない」、「このポイントで絶対反転するはず」っていうような感情から生まれてしまうものであるんですが、これにはなかなか抗うのはむずかしかったりしますよね。
そこで出てくるのが今回の「ロスカット」というシステムなんです。
FXにおけるロスカットとは
FXのロスカットとは、各証券会社に設定されているシステムのことで、相場が思わぬ方向に動き、損失が出てしまっている場合、いわゆる含み損が生じている時に、その損失額が一定以上になった際、自動決済を実行されるシステムのことで、強制ロスカットなんていう表現を用いたりもします。
損切りとロスカットの違い
じゃぁ、損切りと同じものよね。
って、思ってしまいますよね。まぁ損失が出ている状態で決済するのはどちらも一緒なんですが、ちょっと似て非なるもの。っていいますか、ニュアンスが少し違っていて、
- 損切りは自分の意志で損失決済をするもの
- ロスカットは証券会社が行うもので、自分の意志には付随していないもの
っていう違いがあります。
いわば、ボクシングにおけるTKOみたいなものですね。自分はまだやれるって思っていても、それ以上やり続けたら、その結果、健康に重要な影響を及ぼしたり、最悪の場合死んでしまう可能性もあります。
そういったことがないよう、セコンド(証券会社)がタオルを投げてその試合を強制終了させるというわけです。
そのタオルを投げるタイミングは証券会社によって違うので、各証券会社の概要をご覧いただきたいのですが、会社によってはロスカットするタイミングのコースのようなものが用意されていて、ロスカットのタイミングを自分で選定することができる会社もあったりします。
一見含み損があるタイミングでの決済なので、こちらには損しかないように思いますが、傷口をそれ以上広げず、一旦リセットして、次の相場に臨むというところでは、必要不可欠なシステムなんですね。
ロスカットは完全システムではない
じゃあ、損切りなんて設定しなくても、証券会社に任せておけば資金を溶かしてしまう可能性はないよね。って思ってしまいますが、ココはちょっと注意が必要で、証券会社も私たち全員のチャートを全部把握し、人の手でロスカットを行っているわけではなく、システムが行っているものですので、不規則な値動きでロスカットが発動せず、損失の傷口が広がってしまい、致命傷にまでなってしまう可能性もあります。
なので、やはりこれはFXに限らずですが、万が一相場が思わぬ方向に行ってしまった時、損失を抑えるために、損切りは設定しておく方が個人的な意見で恐縮ですが、良いかなと思います。
ロスカットのタイミングは結構損失が出ているタイミングが多いですし、損切りだと自分のタイミングで損失額を抑えることができるので、資金の管理もしやすいですしね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、FXにおけるロスカットというシステムについて分かりやすくご説明させていただきました。損失を抑えながら、バシッと資産を増やしていきたいものですよね。こちらの記事があなたの資産うなぎのぼりのお役に立てれば幸いです。
ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。