こんにちは。えたビットです。
今回は、FXの用語であるバックテストとは?というところについて、分かりやすく解説してみたいと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、バックテストがどういったものなのか?といった疑問がスッキリ解消されること請け合いですので、是非ぜひ、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
FXにおけるバックテストとは?その疑問をバッチリ分かりやすく解消!
FXで投資をやっていると、たまに聞くこのバックテスト。何かを検証するテストということは、その言葉のニュアンスでなんとなくわかるんですが、どういったテストなのか、何を検証するのか、そのあたりがちょっとモヤモヤッとしてしまいがちですよね。
では、早速バックテストの解説に参りたいと思います。
FXにおけるバックテストとは?
FXにおけるバックテストとは、文字通り過去のチャートを遡って、結果を検証するテストのことなんです。
FXを勉強しながら、投資をしていると、段々とチャートの動きが分かってきて、このパターンのココで買いを入れる、決済をすれば収益が見込めそうだ。ってな感じのいわゆるご自身のテッパンパターンって、いくつか見つかることってあるじゃないですか。
そんな時に、過去のチャートを遡って、そのテッパンパターン候補の基準で買いを入れ、決済した時にどれくらいの勝率が出ているのか、検証したりするんですね。過去のチャートを遡って、尚且つその基準でも結構いい勝率が出ているのであれば、その基準はある程度の社会情勢からくるチャートの変化にも対応できる、有効なロジックといえるんです。
というところから、そのバックテストの期間が長ければ長いほど、信頼性の高い基準ということができるんですね。
逆に過去のチャートでは、全くその基準が当てはまっていないということであれば、たまたま今のチャートの動きに合致しているだけのもので、自分の武器として今後その基準を使っていくにはちょっとリスキーな選択ということになります。
なので、その基準はとりあえず封印して、別の有効なチャートパターンを探すほうが、貴重な資産を増やしていくうえでは、有効といえます。
バックテストはEAを使って資産運用するうえでは、特に重要
そして、このバックテストをかなり重視するのが、EA(自動売買システム)。EAとは簡単にいうと、自動的にご自身の資金を運用してくれるシステムのことなんですが、このEAを使ってFXで資産運用する場合は、バックテストがかなり重要なポイントといえるんです。
よくEAをPRしている広告に「勝率○○%!!」っていう感じで謳っているものをみかけたりしますよね。
その勝率も90とか、95とか、かなり魅力的なパーセンテージがついていますが、実はコレもこのバックテストの勝率なんです。そして、先ほど申し上げたように、バックテストは遡ってテストをした期間が長ければ長いほど信頼性の高いデータ。
なので、EAを使う時にまず注意したいのは、そのバックテストの期間なんですね。
なので、EAを使って資産運用をする場合は、そのEAのバックテスト期間が最低でも1年。できれば数年単位でのバックテストができていているものが好ましいといえます。また、その年の荒れ相場の時期、過去ではリーマンショックの前後や、最近ではコロナといった、かなり通常とは異なるチャートの動きをしている時の相場で、そのEAがどれくらいの勝率を出していたか、そのあたりも確認しておくようにしましょう。
ひどいものだと、たった数週間ほどのバックテストで、高い勝率を謳っているものもあったりするようで、1週間程度の値動きでは、ご存知の通り、簡単に相場の状況は変わってしまうので、ご自身の大切な資産運用の大きな損失に繋がってしまうこともある可能性が高いため、この辺りは注意が必要ですね。
もっと言うと、EAを使う際にはバックテストだけではなく、現在の生のチャートでもしっかりバックテストに近い勝率が出せているか、いわゆるフォワードデータも確認しておくと良いかなと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、FXの用語であるバックテストというものを分かりやすく解説してみました。是非ぜひ、チャートを見ていて、「コレは!!」っていものが見つかった際には、バックテストをしてみて、その有効性をチェックしてみて下さいね。
こちらの記事が、あなたの資産運用うなぎのぼりのお役に立てれば幸いです。ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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