運用孫の手ノート 仮想通貨用語集

仮想通貨マイニング をバシッと分かりやすく説明!

こんにちは。えたビットです。

さて、ビットコインというと、よくセットでマイニングというワードを耳にする方も多いのではないでしょうか。今回はこのマイニングというものについて、出来るだけ分かりやすくご紹介してみようと思います。こちらの記事をご覧いただくことにより、マイニングへの理解も深まるかと思いますので、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

仮想通貨のマイニングを分かりやすく説明!

マイニングは一言でいうと、ビットコインをはじめとする仮想通貨を得るための方法のことになります。

マイニングとはもともとの意味は採掘という意味があり、鉱山の金の採掘などでこのマイニングという言葉がよく使われます。仮想通貨を得るための方法の一つが、この採掘に似ていることから、マイニングといわれるようになりました。

では、どのようにマイニングが行われているのか。以下ではそれについて触れていきたいと思います。

ビットコインは予め、その総数が決められている

ビットコインは日本でも貨幣として認可されたのはいつもお伝えしている通りでございますが、日本円のように硬貨や紙幣のような物体レベルで存在するものではなく、謎の人物「サトシ ナカモト」が発案し、世界中の有志プログラマーがプログラミングして生まれたデジタル通貨であることは、ご承知の通り。

そのビットコインなのですが、プログラム制御によって、初めからビットコインの総数が決まっており、その総数は2100万BTCになります。そして数年に一度、ある一定量が放出されるんですね。その一定量が放出されるのは4年に一度。放出される量は、残総数の半分のビットコインが放出されます。

一番初めにビットコインが放出されたのが、2009年。この年に、ビットコインの総数である2100万TCの半分である、1050万BTCが放出されました。そして、その4年後の2013年に残総数1050万BTCの半分である、525万BTCが放出され、2017年にはその半分である、262万5千BTCが放出され、現在に至ります。

このようにビットコインが放出される4年に一度の周期は半減期といわれており、すべてのビットコインが放出し終わるのが、・・・

え~~・・・ちょっと待ってくださいね。

・・・

・・・ ・・・

はい!全てのビットコインが放出されるのが、今から122年後の2140年になります。(・・・合ってますよねw)

ですので、次に訪れるビットコインの半減期は2020年ということになりますね。周期についてはオリンピックと同じですので、ビットコインオリンピックと考えれば覚えやすいのではないでしょうか。

放出されたビットコインを得るには

放出といいましても、どこかのサイトにアクセスすると、ビットコインがザックザク(^^♪

・・・というわけでは、もちろんなく、ビットコインを得るにはある行程を踏まなければなりません。

その行程とは「計算」です。ビットコインを得るためには、その場所に用意されている計算を解き明かす必要があります。そして、計算を解き明かしたその報酬として、ビットコインが得られるという仕組みなんですね。この計算することをマイニングするというわけなんです。

そして、このマイニングには2つの種類があります。

ソロマイニング

ソロマイニングとはその名の通り、独力で行うマイニングのことを言います。もちろん常人に簡単に解けるような計算式ではなりませんので、マイニングするためには、人類史上最高のIQの持ち主に生まれ変わるか、コンピュータに行ってもらうかになります。

現時点では、生まれ変わるという選択肢は難しいかと思いますので、ここはコンピュータに行ってもらうのが得策といえそうですね。

ただ、報酬を得るルールとして、その場所に用意されている計算式を一番早く解き明かしたものがその場所のビットコインを総取りという、無情の鉄の掟がありますので、出来るだけ早く計算を終わらせる必要があるんですね。

プールマイニング

プールマイニングは、いわばその場所に用意されているビットコインを得るために協力し合い、それぞれのコンピュータでマイニングし、得られた報酬をシェアするマイニング方法になります。得られる報酬は分配されるので、獲得できるビットコインはソロマイニングよりも少なめですが、他と協力してマイニングを行うため、一番初めに計算を解ける確率がその数だけ高まり、ビットコインを得られる確率が高まります。

私えたビットは動物保護野郎でもありますので、動物に例えるならば・・・う~ん、そうですね・・・

マイニングを肉食動物、ビットコイン報酬を獲物となぞらえると・・・

  • ソロマイニング→トラやヒョウなど、一頭で行う狩り
  • プールマイニング→オオカミなどイヌ科の動物やライオンなどの群れで行う狩り

といったところになるかと思います。いかがでしょう?お判りいただけたでしょうか。

一頭で行う狩りは自分の力のみが頼りになるため、得ることができる獲物(報酬)も大きいですが、獲物に逃げられれる可能性も大きくなります。

かたや、群れで行う狩りは、得られる獲物(報酬)は、群れのみんなと分け合う必要があり、1頭当たりが得られる獲物は少なくなりますが、仲間と協力し合って狩りを行うため、獲物(報酬)を得られる確率はそれだけ高まりますよね。

そして、企業の力を生かし、計算式をより早く行うための高性能なコンピュータを用意し、マイニングを行っているのが、マイニング会社というわけです。

最後に

いかがでしょう。今回はビットコインやイーサリアムをはじめ、仮想通貨とよくセットで耳にする機会が多い、「マイニング」という、システムについて分かりやすくご紹介(することに挑戦w)してみました。

この記事をご覧になっているアナタがマイニングというワードについて、少し親しみが増したのであれば幸いです。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪

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